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ラリージャパン Leg1

2016年3月8日

2等船室ってのは
結局、雑魚寝なわけですよ。
今回のフェリーで今までと異なった点といえば一つ。
他のフェリーでは大部屋に全員放り込まれたのに対して
今回のは8人くらいの小部屋がいくつもある、というタイプでした。
乗船チケットには特に部屋割りは指定されていないのです。

ヤバイですよ?
この配置はヤバイですよ?
どの部屋に入るかで明日朝の疲れ度が決まります。
「アタリ」の部屋では寝る前に軽くストレッチをしてホットミルクを飲めばの吉良ヨシカゲよろしく、朝までぐっすりです。
「ハズレ」の場合は悲惨です。快眠とは対岸の火事、イランの紛争、もっとも非現実じみたものとなるでしょう。
部屋選びにも気を抜けません!

時は22時
消灯の時間です。
結論から言いますと

「ハズレ」でした。

その片鱗は20時過ぎから既に現れていました。
今回の便は比較的出発が早かったため、当然集合時間も早くなります。
遠方からの利用者はその分、早く起きなければいけなかったわけです。
当然、僕は5時起きでした。
眠いです。
そして、フェリーに乗ってしまうとすることがありません。
そりゃ昼寝しないで何をするっていうんですか、ねぇ?

部屋の片隅から響く定期的な重低音
「ごおぉっぉっ、おっ」
「ぶしゅうぅーーーーーっ」
「ごっ」
「ぷはぁーーーーーっ」
「あっ、はぁぁぁーーーーーー…」

そうです。
イビキです。
これこそが「ハズレ」なんですよ。
しかもっ、今回のは「大ハズレ」の予感がプンプンするぜぇーーーっ!
超うるさい

どうでもいいけどオヤジ
「あっ、はぁぁぁーーーーーー」ってなんだよ?
おまえ起きてるだろ?

結局、一睡もできず…
人は、窮地に追い込まれたとき、こんなにも純粋に殺意を抱けるものだと
その日、私は知りました。


お・ま・け

その後、小樽に到着してから
直で帯広に向かうのもなんだろうと
ふと立ち寄った札幌の時計台で

ばったりとそのオヤジと再会しました

お前やっぱりわざとだろwww