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「万里の長城」すでに万里ではない

どこかをドライブしているとき目印にする建物、ありますよね?
いわゆるランドマークというものです。

衛星から地上をみてもその姿が視認できる、人類史上最大のランドマークといえば
そう
万里の長城…なのですが

>24日、「万里の長城保護条例」が出され、12月1日から実施されることになった。万里の長城の現状について調査が行なわれ、「長城」がかなり短くなっていることが分かった。明代の史料によると万里の長城は長さ約6300キロとなっている。しかし現在の万里の長城はある程度良好な状態を保っている城壁が20%にも達していない。遺跡がはっきり残っている部分も30%となっている。城壁全体の長さは2500キロにも及ばなくなっている。原因として工事など建設によるもの、旅行者による破壊、保護目的で手を加え破壊されたなどがあげられるが、見逃せない重要な原因が自然によるものだ。これまで全体としての長城の保護に関して、文物保護の等級を定めることなど、国家としての明確な保護対策がとられていなかったことも大きな原因である。

中国特快

まぁ中国だしな

という独り言はおいとくとして
ただそれが完全に悪いかと言うと結構微妙なんですよね。
形あるものは全て壊れる
人々の営みによって創られたものが
また人々の営みによって土に返るというのであれば
それも自然なことなのではないか
そう悪いことでもない、と思っちゃうんですよ

人の営みもまた、自然である
実に東洋っぽい考え方ですなぁ