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突然のエンジンストール!S15 のエンジン絶不調

2014年12月26日

ジムカーナに熱中している最中に、急にエンジンがストールしてしまう症状に襲われました。

キーを捻ってエンジンを回しても、2〜3秒エンジンが回ったかと思ったらストンと止まってしまいます。

症状

  • エンジンストール。アイドリングが安定せずにストールする
  • 3000回転以上吹けない
  • ブーストがかからない
  • マフラーから黒煙が上がる

エンジンがかからないわけではないので、エンジン内部のトラブルではなさそう。

エンジンルームを開けてみると、エキマニ周辺から排ガスが漏れているような・・・。

回転数が上がらず、ブーストもかからないけれども、走れないわけではないので無理矢理自宅までの70kmを自走して帰りました。

うわー・・・エンジン痛めそう・・・(´Д`)

IMG 4573

黒煙吹きまくりで、バンパーまで真っ黒です。

いずれにしても、まともに走れないことには車がない生活を強いられることになります。

それはとっても不便だなって・・・。せっかく早めに用意したスタッドレスも意味がないよ!

さて、上記症状を直していきましょうかね。

対処

エキマニ周辺から煙が出ているので、もしかしてエキマニが割れたかと予想してました。

またはタービンブローとか・・・。

でもタービン系ならマフラーからは白煙が出るはずで、黒煙を吹いているということはタービン系ではなさそう?

エアフロ清掃

ひとまず今何かできることを、と思ってエアフロを清掃しておきます。

DSCF5042

エアフロが冷えた状態で、パーツクリーナーを遠目からシューッと。

走行直後などエアフロが熱くなっている時にこれをやると、壊れます。

自己診断機能

DSCF5041

キーをONの状態で、コンサルタント端子の右上二つをショートさせると、エンジンチェックランプの点滅でエラー箇所を調べることができます。

Screenshot of www.h-tech.jp
故障診断方法(日産 ECCS)

ちょっとわかりにくいけど、動画を見つけました。

P1

結果は・・・診断コード21!点火信号系統異常です!

やっぱり原因は点火系?

面倒だけれども、分解点検していきますかーっ。

プラグチェック

DSCF5039

プラグを外してみると、ご覧のとおり真っ黒にカブってました。

プラグがカブっていたため、燃料ポンプも大丈夫そう。マフラーから黒煙もガンガン吹いてたからね・・・。

それにしても最近はお店にプラグって置いてないんですね。10万キロ無交換の車も増えてきたから、需要ないのかしら。

イエローハットに行っても、オートバックスに行ってもなくて、ジェームスに行ったら少しだけ置いてあったけど、一本定価の1800円。

4本買うと7200円か〜。

よし・・・ヤフオクで買うことにしました。

プラグ交換

DSCF5043

真っ黒になっていたプラグを新品に交換。

送料込み4,500円。

ここで2日間かかっちゃった。

でも肝心の結果は・・・症状直らず。

これまでかかったお金。4,500円

e-manageを外してみる

このシルビアにはe-manageを付けて燃調調整をしてます。

e-manageは純正ECUの間に挟みこむように取り付けてあるので、もしかするとe-manageの故障、または配線の断線、純正ECUのエラーなのではないかと疑いました。

図解するとこんな感じ。

新しいSkitchファイル_120414_100209_AMで、

DSCF5045

バッテリーのマイナスを外してから配線ごとe-manageを外し、純正ECUを車両に直結してみました。すると。

DSCF5046

症状変わらず・・・。

懸念はもっと高価な部品の、ダイレクトイグニッションコイルに移りました。

くっそー、どんどん高くつくな〜!

これまでかかったお金。4,500円

イグニッションコイル購入

ヤフオクでSplitFireと同じ性能を謳っている商品を購入。26,999円と純正の26,084円と比較しても同じくらいの金額だったのでいいでしょう。

振込が金曜日の最終に間に合わず、月曜日扱いになってしまいました。

そこから発送されてくるまでしばらく、車なしの生活継続ですね〜。

これまでかかったお金。31,499円

パイピングの見直し

雑談が思わぬ解決に導くということはよくあることです。

「回転が上がらないのはともかく、ブーストがかからないというのは原因違いそうですね。」

「インテークのパイピングが外れているときに、同じような症状になりましたよ。」

そんな意見が出てきたので、改めてパイピングをチェックしようと思いました。

パッと見大丈夫そうだったからというのと、とにかく面倒ということ、自己診断のエラーで点火系という表示が出ていたので、しっかりとパイピングはチェックしてなかったんですよね。

ひとまず部品来るまで今できることもないし、調べてみるだけタダなので改めてパイピングを調べなおしてみることに。

圧が抜けていないかを確認するためにブーストメーターのホースを外して、そこから空気を入れてみました。

DSCF5048

んー、どこかから漏れている音がする(笑)

どこだ・・・

DSCF5050_120414_092259_AM

これだーっ!

なんとパイピングのスッポ抜け!

バンパーの隙間から手を突っ込んでみたところ、インタークーラー出口のゴムホースがすっぽりと抜けているのを発見しました。

し◯むらさん、サンキューっ!

表から見ただけでは、外れていた部分がわからなかった!やっぱりきちんと触って調べてみるもんですね。

パイピングを挿し込み直してみたところ・・・

エンジンかかったーっ!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

今までの苦労が嘘のように、軽やかにエンジンが回りましたーっ!

スロットル手前のパイピングを外してクラッチ交換したり、エンジンクリーナーを突っ込んだりといろいろといじくっていたので、緩んできていたのでしょう。

それが今回のジムカーナの衝撃でとどめを刺してしまい、スッポ抜けた、と・・・。

イグニッションコイル交換

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せっかく買ったものなので交換しましょう。

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おー!黄色のコイルがカスタム感出してくれますね。

交換した体感は!?

・・・あんまりわかりませんwwwww

ひとまずエンジンはかかるようになって良かったwwww

雑感

それにしても思い込みって怖いですね。

原因はここに違いないと思い込んでしまったら、事実(点火系エラー)を都合よく解釈して、その他の原因を調べようともしなくなるものなんですね。

それにしても、直ってよかったー!

無駄な買い物しちゃったーっ!

久しぶりにクロスバイクを乗り回すことができて、体力的にはプラスだったんですが、金銭的な面でマイナスになっちゃいました。

あー、ロードバイク欲しい。