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【2016年度版】iPhone7の買い方を考える

2016年9月12日

2016年度のiPhone7をどう買うか

前提として、iPhoneは毎年買い換えます。これはポリシーとして発展の速いカテゴリーの電子機器系は、新しい物に買い換えたほうが人生のストレスが減るからです。実際、iPhone4からiPhone5に買い換えた時(iPhone4sは飛ばしてた)、あまりにも動作が軽いために検索する頻度が驚くほど増えたという実体験にもよります。

気になる → すぐに検索する → 知識が増える → 選択肢が増える、または選択基準ができる

というプロセスをスムーズに行うためには、少しでも動作の早くて軽い本体を持っていたほうがいいです。動作が遅いと知らないうちにストレスを避けるため、検索する頻度が減ってしまっていたことに気付かされます。

そういう意味では最近は目新しいほどの発展がないため、急いで買い換える必要は薄れてしまったのですが・・・ま、好きだから。新しい物が好きだから!

という理由でiPhone7も全力で飛びつく予定です。

通信業界はコロコロ状況が変化するので、毎年ベストな方法が変わります。ちょっと状況を振り返りつつ、今年の買い方を悩んでみようかなと思います。

iPhone5s発売時期(2013年)

この時期はちょうどAppleがApple StoreでSIMフリー本体を販売開始した時期です。ここで初めて、我々にはキャリアで機種変をするか、本体をApple Storeで買うかの選択肢ができました。
各キャリアのプランはiPhone5の時にLTEプランができて、それまでよりも高速で、でも値段の高いプランになってしまっていました。

この時は5sを機種変更で購入しました。ソフトバンクでしたが、キャリアのプラン変更を申請しないとLTEを利用できなかったことです。ただソフトバンクにはプラチナバンドの件もありましたし、LTEも期待はしておらず、1年ほど経ったら体験できるのかな〜と思っていたら、田舎の自宅でも提供開始その日から爆速だったことに興奮した覚えがあります。

この時期のベストバイはキャリアで機種変更でした。電波が変わるのは仕方がないですね。

キャリア側では新規ユーザーを優遇し、機種変ユーザーはちょっと冷遇されていました。具体的には後回しってことです。

海外で本体を購入して輸入するのもこの時期に流行りました。

iPhone6発売時期(2014年)

この頃は円高のおかげで、Apple製品を安く買うことができた時期です。

確かiPhone6はApple Storeで7万円前後で入手した記憶があります。キャリアで割高な割賦販売を受けるのであれば、安くSIMフリーモデルを購入してSIMだけ挿し替えて使うのがベストでした。

キャリア側ではMNPを使ってのキャリア移動が激しくなったため、機種変ユーザーを大事にする方向に動いたのもこの時期です。これまでのお客さんを大事にし始めたんですね。

契約はソフトバンクのiPhone5s所有のまま、本体だけApple Storeで購入してSIMを入れ替えて使っていました。おかげでVolTEは使えなかったんだけどね。

キャリアではSIMロックがかかっていたため、Apple Storeで購入したSIMフリーiPhoneには高いリセールバリューがあったこともプラス要素でした。

海外で本体を買うよりも、日本で買ったiPhoneを海外に輸出すると差益を大きく取れた時期でもありました。おかげで日本のApple Storeで販売制限がかかったりしましたね。懐かしい〜。

iPhone6s発売時期(2015年)

iPhone6sの発売ではまた状況が変化しました。その原因は本体の高騰化と円安。これらがダブルで来たため、(6sよりも1万円ほど高いplusを購入したこともあり)、Apple Storeの支払い総額で11万近くになって、これが本当に携帯電話の値段かと恐怖した覚えがあります。

円安のため、本体を海外から買うこともメリットがなくなりましたね。

その他の変化としては、総務省の指導によりSIMロックが解除の方向に動いたこと。各社180日間後にはSIMフリー化できるという規制緩和の動きがありました。よって、SIMフリーモデルをApple Storeで買うメリットが一つ薄れてしまいました。Apple Store版のiPhoneのリセールバリューが少し落ちた気がします。

この時のベストバイはキャリアで機種変で買うことだったように思います。値段も高い本体ですから、キャリアの保証に入り、割賦で本体を購入し月々の割引を受けるのが賢い買い方だった気がします。

あいも変わらずApple Storeで購入しましたけど。

iPhone7発売時期(2016年)

さて、iPhone7ですよ。これ実は悩んでるんですよね〜。

iPhone7のFeliCa対応もあります。どうやらおサイフケータイに対応しているのは日本で購入するiPhone7だけだそうです。つまり海外で本体を買う方法はなし!あり得なくなっちゃいました。

おサイフケータイを捨てて、音のならないカメラを取るか・・・。( ← 意味なし)

Appleのメーカーサイドで日本縛りを作られた気分です。

ただ状況的にはMVNOの躍進です。通信業界の価格破壊が進んできました。

Androidも成熟してきて、3万ほどで本体を買っても通常に使うには困らないくらいの出来になってきています。安く本体を買って、回線も安く使う、月額の負担を半額近くに抑えるということも可能です。

手持ちにはiPhone(メイン・ソフトバンク)とiPad Pro(SIMフリー・IIJ)がありまして。iPad ProにはMVNOのIIJのSIMが入っており、月額1100円ほどで3GBのデータを使えるようにしてあります。そのまま使うこともありますし、テザリングでMacBookを接続してモバイルルーター代わりに使うこともあります。3GBだと少し足りないくらい。

通信費はソフトバンクの12,000円とIIJの1,100円がかかってきてる感じです。

実は回線はあと2つほど増やす必要が出てきました。母親に一つスマホを買い与えて、緊急用の通信手段をもたせる必要と、自宅に一つ置いておく必要ができたんですね。そうすると、全部キャリアで契約していたら通信費がばかにならないので、Androidのスマホを1台、中華スマホを1台の合計2台を購入しました。

当初の計画ではiPadのIIJの契約に2枚のSIMを追加して3枚。これらをIIJのファミリープランでまとめてしまい、月額3,260円位で10GBを3台でシェアするつもりでした。

これに後ほどメイン回線のソフトバンクをMNPしてきて、合計4台で10GBをシェアする予定でした。母親のスマホは1GBも使わないだろうし、iPadは3GBあれば充分、メインのiPhoneは6GBあれば満足、余った分はテザリングで使えばちょうどいいくらいの計算です。通話が従量制になりますけど、最近はもうそんなに通話をするわけでもないので、合計でも8,000円位に収まる計算です。今の金額から月々5,000円ほど落とせるわけですね。

もうこの計画で動いていて、IIJのプランはファミリープランに変更。音声SIMを一枚追加して、もう一枚データSIMを追加する予定でした・・・が、ソフトバンクがやらかしてくれた。

ギガモンスタープラン発表される(SoftBank)

Screenshot of www.softbank.jp
超安!大容量!20GBプラン!ギガモンスター 価格破壊!のデータプラン新登場! | モバイル | ソフトバンク

これまでの5GB5,000円のプランに1,000円プラスするだけで、20GBを6,000円で使えちゃうというわけです。

・・・やられた。

これまで5GBを使いきってしまい、追加でデータ容量を買うことがありましたが、20GBになればそんなこともなくなります。さらにギガモンスターは3日間での通信速度制御の対象外ですって!これなら快適な通信環境が保証されますね。

ただし注意点として、これまで500円だったらテザリングオプションがしなっと倍額になってます。つまり1,000円。ん〜、オプション外そうかな。iPhoneではテザリングしない方向で。ファミリープランに変更して負担が大きくなってしまったIIJでテザリングを任せてしまえば、きっと困ることはないでしょう。

本音を言えば、テザリングオプションをつけたギガモンスターで20GBをシェアする環境を作ったほうが得なんです!そう、IIJに追加してしまったSIMさえなければ・・・!(音声SIMは一応12ヶ月の縛りがあるんですね)

冷静に計算しなおしてみて、通信費はソフトバンクの12,000円とIIJの3,260円がかかってくる予定です。

あーあ、増えてんじゃん。

今年はどうするの?

というわけで、今年のベストバイ(まだ計画)。

iPhone7はソフトバンクの機種変で買う。ソフトバンクの新プランが入ってきたことによって、計画に変更が加わりそうです。海外は選択肢から消えて、SIMフリー+MVNOも見送りの方向になりそう。

まだ時間はあるので、しばらく悩んでみようと思います・・・

9月12日追記

SoftBank ギガモンスターのテザリングオプションですが、どうやらオプションの無料キャンペーンも行われるみたいです。やっぱりね~という感じでもありますが、これでますます悩みは尽きない状態になってきましたよ・・・

メインはSoftBankのギガモンスターをシェア、サブ回線だけIIJで維持するという方向が見えてきました。さらにはIIJを解約するという選択肢も・・・