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アンコール・ワットツアー:2日目 バンテアイ・スレイ

2015年1月7日

早朝
朝焼けのアンコール・ワット
午前
1.スラ・スラン
2.プレ・ループ
3.バンテアイ・スレイ
午後
1.タ・プローム
2.タ・ケウ

3.バンテアイ・スレイ

バンテアイ・スレイ(女の砦)はヒンドゥー教の遺跡。 ラテライトの赤色砂岩をメインに使用されたこの遺跡はピンク色の装いを見せてくれます。これまでの遺跡とはちょっと異なった様相。

周囲は400mほどの小寺院ですが、実はここバンテアイ・スレイは結構楽しみにしていた遺跡の一つなんですよ。

ほら、名前の意が「女の砦」じゃないですか。

あれがあるんです。あれが。

 

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これ、リンガ。

ご存じ、リンガ=男性性器ですね。
やっぱ宗教といえばこれがないと始まりませんよね。

で、男性性器があるということは

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これ、ヨニ。

ヨニ=女性性器ですね。

以前はヨニの上にリンガがあり、リンガに注いだ水がヨニの廻りを流れ、そこから汲み取った水をかけるといった事も行われていたそうです。

まぁ、リンガとかヨニ以外にも、彫刻が多数彫られていて見所は多い場所でした。

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読めない文字の彫刻

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このアングルが、よく観光案内などで使われているそうです。

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崩れそうな壁

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このアングルがいいですね~

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一番手前の柱がオリジナル。後の3本は構成に修復されたものだそうで。

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ここにもヨニ。デュアルに作られているものもあるそうです。どこかの遺跡では三つ(これはかなり珍しい)もあるとか。

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色からわかるように、サルの彫刻は後世のもの。

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顔の削り取られたナーガ

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バンテアイ・スレイの見所はこの「東洋のモナリザ」。

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柱の隙間からヨニ(こればっか)

このバンテアイ・スレイでは売り子攻勢が一番激しい場所でした・・・。

入るときに迫られた土産物の売り子さんからは
「お兄さん!覚えてるよ!1ドル!1ドル!」
と、シチュエーションが異なればちょっとしたホラーを味わえる台詞を聞くことができましたし。

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さて、カンボジアのあちこちでよく見かけるこの「Cellcard」の旗。

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このCellcardはカンボジアで一番使われているプリペイド式の携帯電話だそうです。なるほど、携帯電話は固定電話と違い個人からの利用代金の回収が心配のタネですから、払った分だけしか使えないというプリペイド式は実に理に適っていますね。わざわざ買いに行かないといけないので手間と言えば手間ですけど。

そういえばカンボジアのショッピングセンターでは携帯電話ショップが多く目に付きました。有線インフラの整っていないカンボジアではアンテナ一つで広域をカバーできる携帯電話のほうが利便性が高いみたいですね。

畑の中にドドンとそびえ立つ携帯アンテナも所々で目にしました。

さて、これから昼食を食べた後、一休みしてから午後の観光になります。

to be continued…