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人の世は、縁と申します。

解けた糸が絡み合い
というのは「地獄少女」です。

mic は若干、27年ばかりしか生きていない若造ですが
それでも最近は「縁」というものに深く考えさせられます。

数年前まで大学生でした。
そこそこ名のある大学なので、同級生はそれなりの企業に勤めたりしています。
それがいいか悪いかは個人の判断なのでおいといて。

企業に勤めた人のほとんどはサラリーマンです。
mic は起業し、法人の代表となりました。
人に使われる人間と、人を使う人間と。
言葉にするとたったこれだけなんですが、そこに大きな開きを感じています。
立場の違いという小さいものではなく
「人生への見つめ方」という大きなものです。

旧友と話をしていると
「あぁ、この人とは自分の人生においてこの先、二度と話をすることはないだろうな。その価値もないな」
と感じることがあります。
立場による視点の違い。
歩みを止め、今に満足し、現状を維持することにしか興味はなく、周りの人々と自分の比較にしか興味のない友人。
口を開けば前向きな言葉は一切出てこず、正直相づちを打つのも難しいです。

数年間の社会人生活でこの開きです。
今感じている違和感は数年後、数十年後には途方もない開きになっていると思います。

人は日々成長していくものなので
人生のステージステージにおいて、話が合う人、合わない人が出てくるのは仕方ないとも思います。
人間に出来ることは、いつまでもその関係に執着することではなく
同じ時を過ごした仲間の旅立ちを祝福してやることしかできないのでしょう。
しかし、やはり同じ大学時代を過ごした友人と全く視点も話も合わなくなってしまうのは少しばかりの淋しさも感じます。

それでもやはり、自分の夢のため、社会のため。
他人から「話す価値もない人間」と思われないように
自分は前に進み続けるしかないんだな。
そう思いながら、日々を過ごしています。