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東電社員 大槻路子さんのmixi全文とURL – ~ Monologue ~ My Life Living in Tokyo

2011年3月29日

地震の後に大津波。さらに追い打ちをかけるように原発と真冬なみの寒さ、とこれ以上手の打ちようがないような状況です。

特に原発問題は今後の日本国民の進退に関わってくることなのでニュースから目が離せません。

ところでニュースから原発の内容が消えました。

下記は東京電力社員の方(?)と思われる方の日記。本物だろうと釣りでもどうでもいいのですが、中の人の意見というのも見ておくのは大切だと思ったので転載しておきます。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1689991019&owner_id=24641205

みなさんへ                2011年03月15日21:36

今日の朝方 発電所から避難させられ福島の親戚の家で家族と合流しました
とりあえず私は無事です

お前だけは安全な所へ…と言われ泣きながら企業さんの車で発電所をあとにしました

本当にこのような事になってしまい本当に申し訳ありません
東電はすごく叩かれてる…
でも逃げずに命懸けで作業を続けてるのも東電です
どうか非難しないで下さい

私も東電の社員として福島第二原発の所員として昨日まで現場対応にも参加してました
大津波警報で夜中の3時足元も見えないまま死ぬ覚悟で海の目の前での復旧作業…
冷却機能のある機械は海側のため津波でやられてしまいなんとか復旧しようとみんな必死でした
みんな疲労と戦いながら足を引きずりながら作業にあたっていました
冷却機能を復旧できなければ第二原発も第一原発のような爆発が起きていました
それを防いで全号機冷温停止させたのも東電です
発電所を見捨てて逃げればこんな状況では済まされません
逃げずに立ち向かっているんです
津波の影響は想像を遥かに超えていました
地震だけであれば第一原発の爆発も起きなかったんです

みんな自分の命を顧みず 停止する作業に全うしてます
多々噂があるけど避難勧告の圏外にいれば健康に影響ある程浴びる可能性は低いです

健康に影響がある程浴びるのは発電所で頑張ってる作業員のみんなです
殆ど寝ず食わずで現場に行っています
噂に左右されず 避難勧告圏外へ避難して外気になるべく触れないようにして下さい

彼氏は今もずっと発電所で夜勤を続けてます
今はただ皆の安全を祈るしかできない…
一番怖いのは発電所で作業している皆です
逃げずにそれに立ち向かっているのは東電と関係企業さんです

家族との連絡がつかない人もたくさんいるけど現場へ向かい作業をしてます

それだけは忘れないで下さい
一人でも多くの人に知って欲しい
悪用防止の為コピーではなくURL公開して下さい
発電所のみんなは逃げずに今も戦っています
住民の皆様には不安な思いをさせて大変申し訳なく思っています
誹謗中傷覚悟の上で名前も載せます
皆を守る為自分の命と引き換えに今も作業をしている人がいます

こんな状況ですが 自分の命を顧みず立ち向かっているみんなを見て 一緒に復旧作業に当たることができて 東電社員であること 福島第二原発所員であることを誇りに思います

原子力発電に賛成か反対かと問われると、賛成派です。ただし条件付で。

今回の事故のようにこれだけ冷却に手間取るほど生み出される電力というメリットも大きかったわけですから。ここ最近、原子力エネルギーに回帰する動きが見られたのも世界的なエネルギー不足を鑑みてのことだったのでしょう。

もちろん原子力にかわる代替エネルギーが見つかるのであれば、それがさらに安全性が高いものであればそちらのほうがよりいいに決まっていることはいうまでもありません。

現在現場で作業にあたられている皆さんには頭が下がります。日本の未来をよろしくお願いします。

あ、東電の記者会見始まった