GmailのメールボックスをToDoリストやリマインダーみたいにしてしまうMailboxの順番待ちがようやくやってきました
メール管理に革命を起こすと言われながら登場した Mailbox アプリですが、アプリをリリースしても話題を提供してくれていました。
なんとアプリをインストールしても、すぐに使えない。
起動しても残り人数が表示されて、自分の番が来るまで使うことができないというのです。
一度に大量のトラフィックがあると均一なサービスを提供できないからという説明でしたが、
それ、サービスプロバイダーとしてどうなん?
って思ったりもしましたよ。ええ。
Mailboxがなぜ革命なのか
一言で説明しにくいので、プロモーション動画でも見てください。
MailboxではメールボックスのメールをToDoリストのように、先送りしたり、リマインダーで後で受信したり、メールの並びを変えたりすることができます。
このMailboxがなぜ革命と言われるかというと、今まで受信したメールをあとで処理しようとした場合には、スターマークを付けておいたり、タグを付けておいたり、または他のリマインダーサービスに登録したりと涙ぐましい努力が必要でした。
ぼくはAny.DOでメールをあとで知らせてもらっていました。
Any.DOはchromeの拡張機能でGmailのボックスにショートカットボタンが埋め込めます。
こんな感じに、ワンボタンクリックでAny.DOのリマインダーに送ることができたんですね。
これはこれで便利だったんですが・・・
順番が・・・来た!
ある日、Mailboxアプリからお知らせが来ました。
「あなたの順番ですよ!」・・・と
インストールしたのは少し前でしたが、ようやく起動画面をお目にかかることができました。
Gmail アカウントと接続しましょう。
はい、許可。
アカウントは一つだけではなく、複数登録できます。メールアドレスを複数持っている人も使えます。
さて、チュートリアルです。
受信したメールを、右にスワイプするとアーカイブします。
Gmailでいう「既読&アーカイブ」の操作です。
左から右へ、長ーくスワイプするとメールをゴミ箱に送ります。
Gmailでいう「削除」の操作です。
今度は逆に右から左へスワイプしてみましょう。
左へのスワイプはメールをスヌーズ、後回し、あとで改めて受信するときの操作です。
スヌーズを指示したら、いつ受信するかを選択します。
そうそう、これだよ。
これがMailboxの真骨頂ですよね。
Someday・・・いつか?
いつかって、何だろうと思いますが、Gmailでいう「スターを付ける」に相当するそうです。
長ーくスワイプするとリストに登録します。
Gmailでいう「ラベル」です。
Gmailの[Mailbox]ラベルの下に登録されていきます。
バッヂで受信箱の残り件数を表示しておくと、スキマ時間を有効に使って受信メールを処理していけると思います。
GTD的な処理方法
Mailboxの考え方の基本は、受信メールボックスは常に空に、ということです。
この考え方はGTDを連想させてくれますね。
GTDの考え方では、メールを分類する時間と、メールを処理する時間を分けて捉えます。
受信メールボックス(inbox)を開いたときは分類を優先的に行い、返信などのメールの処理はメールを処理する時間になったら行うわけです。
スヌーズの処理は「あとで処理する」と、後ろ向きな感じを与えるかもしれませんが、処理すべきメールを一つの時間に集めているという意味では正解です。
そもそも受信したメールはすべて読む必要はありません。
ぼくらの時間は有限なため、受信したメール全てに目を通せるほど暇じゃありませんよね。
受信したメールのほとんどは読む必要のない迷惑メールか、ダイレクトメールだと思います。
7割が迷惑メールという報告もあるほどです。
タイトルを見た時にピンとこなかったメールは縁がなかったということでアーカイブしてしまいましょう。
最初は慣れないかもしれませんが、Mailboxの提案するメール処理方法を学んでみるのは、少し人生にゆとりを生み出してくれるかもしれません。
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