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マフラーのフランジから排気漏れ!長年使っているとフランジもゆがんでくるから修正が必要になってくるのね・・・

マフラーの古いガスケットを交換したところ、フランジが歪んでしまっていたから新しいガスケットが合わずに、排気漏れもひどいしマフラーの音もうるさいしで大変だったという話。

事の発端

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は、先日行ったサイドブレーキワイヤー交換。

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この作業の時にマフラーの中間パイプを外す必要があって、その時にガスケットが経年劣化で崩れ落ちちゃったんです。それも両端とも。

ガスケット無しで組み上げて、オートバックスまで走りましたね。えぇ。閉店間際のオートバックスに駆け込んで、ガスケットを2枚購入。家に戻ってからすぐにガスケットを交換してめでたしめでたし・・・のはずだったんです。

次の日にエンジンを掛けてみると、ひどい排気漏れの音が。あ、うん。これ、直ってない。

で、もう一度車を持ち上げて下回りを潜りこんでみたら

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これですよ。

隙間がくぱぁ・・・と開いちゃってます。

これはもうガスケットの厚みでカバーできる限界を超えてます。こんな時はアレですね。フランジを削って面のツラを出すしかありません。ちょっとした作業が必要ですね。

あー、めんど(笑)

修正作業

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改めて見てみると、こりゃひどい歪み具合ですな。

そりゃ漏れるわけだ・・・。

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ガスケットもよく見ると、変な当たり方してるでしょ?

フランジのボルトの辺りが強く凹んでるっていうのが、まずおかしい。本来はパイプの部分を押し付けないといけないのに。

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さて、今回はテールエンドを取り外して作業します。

テールエンドも中間パイプも、どっちも削る気まんまんです。

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長年の相棒、ディスクグラインダー。5000円。

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そいつでフランジを磨く磨く・・・。

パイプ周辺はきれいにする程度で、ボルト周辺を集中的に削ります。

これをテールエンドと中間パイプと両方共磨きます。

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うむ・・・。面が出てる!

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今回、中間パイプ側は車両に取り付けたままで作業。取り外すの面倒だしね~。

触媒側のフランジは問題なかったので、こちら側だけを削りました。

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どや!

どやどや!?

これならピッタリとくっつきそう。

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あとはガスケットを挟んで、ボルトで留めておしまい!

ま、かる~い修正作業ですよ。このくらいであれば!

まとめ

長年走っていると、熱と振動でフランジも歪んでくるもんなんですね。外側に歪んでいるならまだしも、内側に歪んでいるともうパイプとパイプの隙間がどうしようもなくなりますね。

今回の修正はグラインダーを持っていると簡単にできます。回転モノなので、間違って指をスッパリ逝ってしまわないように気をつけて作業してください。作業自体は削って磨いて戻すだけの単純作業なんですけれど、ちょっと危険度高いです。

豚革の手袋なんて使ってたら安心して作業できますね。