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よくあるトラブル!?窓ガラスが上がらなくなったS15シルビアのウィンドウレギュレーターモーターを交換

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状況

初年度登録より10年以上。

走行距離、15万キロ以上。

そのくらいになってくると電装系にもトラブルが出てきますね〜。

例えば、窓ガラスが下がった(全開)のまま、上がらないとか。

たはー・・・。これはキツイ。

スイッチの通電を調べてみると電気は来ていたので、原因はウィンドウレギュレーターモーターと判明。よくあるトラブルだそうです。

S15は2ドアクーペでドアの面積も広いため、ガラスも大きくて重いらしいです。モーターにも負荷がかかっているんでしょうね。

作業開始

レギュレーターモーターを調べてみたところ、新品だと部品だけで3万円もするんですね・・・!それは高すぎ、困った。

というわけで中古部品を手配することに。5000円でした。ただし10万キロオーバーの車両から取り外したものらしいので、交換したとしてもまた動かなくなるまでのサドンデスか・・・

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しかし天気は夏真っ盛り。

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太陽も絶好調ですよ。

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なので、日除けを作ることにしました。

まさかタープテントがこんなところで役に立とうとは(笑)

日陰ができたところで作業開始です。

まず、ドアの内張りを剥がしていきます。

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ドアの内張りをはがすと、ビニールが見えます。これも作業性向上のために剥がしておきましょう。

ブチルテープは内装に付くと面倒なことになります。注意。

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テントのお陰で作業性抜群ですよ。

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ネジを10個ほど外したらドアガラスは外せるんですが、その前にピンクと緑の箇所は位置をマーキングしておいたほうが無難です。

オレンジの部分は固定しているだけなのでノーマーキングでオッケーです。

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緑の箇所はこんな感じ。

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左右で高さが合っていたら問題無いと思います。

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ボルトを緩める前に、保護のためにドアの内側、ガラスの下にタオル等を挟んでおきましょう。

ピンク部分のボルトを緩めると、ドアとガラスの間に隙間ができます。

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そこからレギュレーターがガラスを傷つけないように、ダンボール等を挟んでおくと安心です。

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ガラスを固定しているボルトを外していきます。

こっちは楽にアクセスできるんですけれど、もう一つ

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右側はガラスが下に落ちきっていると、アクセスしにくいので少しガラスを持ち上げました。そんなに難しい作業ではないと思います。

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レギュレーターを取り外しました!

ボルトを全部はずして、フリーになったガラスを上に持ち上げてからレギュレーターを取り出すと、楽に取り出せると思います。

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新しいレギュレーターを組み込みました。

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せっかくなので、レールなどは徹底的にグリスアップしておきます。この辺りのフリクションがモーターの負荷となっている可能性もありますからね。

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レギュレーターを全て固定してしまったら、もう一度ビニールを元に戻します。

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内装を戻して、作業完了!

作業的には5段階評価では3くらいといったところ。そんなに大変な作業ではないと思います。

後片付け

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タープテントは片付けてしまいましょうね。

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一人で片付けられるというけれど、やっぱり複数人でやったほうが早そうです。

あとがき

今回のトラブル、モーターの焼き付きが原因だったようですね。うんともすんとも言わなくなってしまっていました。

モーターが壊れるのは仕方がないと思うんですが、窓が全開のまま動かなくなるのはちょっと勘弁です。ちょうど最近、小雨がぱらつく天気が続いていたんです。青空駐車場で窓を閉められない状況は、ちょっとしびれるわぁ・・・。

そろそろ新品部品の値段も上がってきて、さらに中古パーツも入手し辛くなってきてます。今のうちにサブパーツを確保しておきたいところですな〜・・・。