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ピロは消耗品と心得たり!2年間使ったS15シルビアのピロテンションロッドにガタがきたようなのでリプレイス

ブレーキング時に、足回りから不思議な

「・・・カコッ」

という振動が聞こえるようになりました。

正確にはブレーキペダルから足を離そうとするくらいの時に、カコッという微妙な振動が右フロントから伝わってくるのですよ。

こういう時に、プライベーターは強いですね。おおよそ原因は自分でピンときますから。そう、あいつ・・・

ピロ。

フロント部分からガタつくような音が出る場合、思い当たるパーツはピロテンションロッドしかありません。

Screenshot of moemic.com

2012年の夏に交換して、2回の冬を越し・・・

昔交換したこいつがダメになったに違いない!

早速ジャッキアップ

持ち上げるついでとばかりに、新しいピロテンションロッドは購入しておきました。今度は日本製強化ピロを使ったピロテンションロッドを選んでおきましたよ。

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ひとまず何はともあれジャッキアップです。もちろん、揺さぶったくらいじゃわかりません。

それよりもサブフレームに滴っているオイル漏れが気になりますな~。

外す前にホイールベースを測定しておきましょうね

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荒っとだけど、何もしないよりマシ。

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アーム側のボルトをゆるめて

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外れた。

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ピロボール側がなかなか外れず、CR-Cを吹きながらやっとこさ外してみると、こんなに錆びついちゃってました。

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ピロボールを保護してくれていたはずのゴムキャップも、べろべろになっちゃってます。

ピロ部分を引っ張ってみると、右フロント部に付けていたピロから僅かなガタを感じました。原因はやっぱりこれだったか!

SKID RACING ピロテンションロッド

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そして今回取り付けるピロテンションロッドは、これ!

選んだ理由は・・・

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ピロ部分がかっこいいから(`・ω・´)

ゴミが入りにくそうな感じでしょ?

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なんだか全体的にパーツが肉厚な感じがして、安心感が違いますね。

いざ取り付け

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取り付けの前に全体の長さを調整しておきます。

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こんなもんでしょう。

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ピロ部分を固定して・・・

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アーム側を固定しようと思ったらトラブル発生。

付属のボルトの精度が甘いのか、ナットが上手く回らないのです。

仕方がないので・・・

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前のピロテンションロッドからボルト(これは純正テンションロッドから移植したもの)を外して

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再び圧入(笑)

どこまでも使いまわされるボルトだなぁ~。

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ようやく固定完了。

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あとはホイールベースを計りながら、テンションロッドの長さを調整しておしまいです。

最後に疑問点

今回のピロテンションロッド、前回のと様子が大きく違いまして。

ピロ部分をボディにボルトで締め込んでいくと、テンションロッドがまったく動かなくなってしまうんですよね。

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ピロってボルト類を固定しても、可動するからいいんじゃ・・・と思ったんですよ。これ逆にフリクション増えてないか?と。

そこで改めてメーカーに問い合わせてみたところ、電話口での無愛想な声で、それで問題ないという返事をいただきました。改めて翌日にナットを増し締めしたんですが、今のところ問題なさそうです。

うーむ・・・不安だ。

テンションロッドはブレーキング時に重要な役割を果たすパーツです。そんなパーツに不具合があると、文字通り命に関わりますので早めに交換しておくのが吉ですね。