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S15シルビアのアライメントを自分で調整してみました。

2022年7月5日

アライメントを決めると走りが変わる!とよく言いますね。確かに。

ではアライメントを調整してみましょう。自分で。

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きちんと水平を取ること

なにはともあれ、アライメント調整のキモは地面の水平を取ることです。

これさえできていれば、あとは問題ありません。作業の時間も水平出しにほとんどの時間を取られて、実際の測定〜調整は1時間ほどで終わってしまうものなのです。

ブロックの上に高さ調整に雑誌を挟み込み、一番上に板を置いて高さを調整しました。

水平を出すためには専用工具が必要になります。

専用工具は計量カップをホースで繋ぎ合わせたもの。

原始的なんですが、一番正確なんです(笑)

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どこに置いても

車の周りに糸を張り巡らします

水平が取れたら、ようやく調整に入ります。

タイヤの中心を通るように、糸を張りましょう。四隅には円柱の筒を挟んでおきます。

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今回使ったのは塩ビパイプですけれど、タイヤの前後の隙間が塩ビパイプの直径と同じになれば、車の進行方向に対してまっすぐの向きになるというわけです。

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メープル エーワンゲージで調整

水平がとれて糸張りも終わってしまえば、ようやく調整に入れます。

虎の子のエーワンゲージを使って、キャンバーとトーを調整していきます。

まずキャンバー。

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ゲージが1つしかないので、1輪ずつ調整していかなくてはならず、ちょっと面倒です。

でも意外としっかり調整できるのよ・・・。

終わったら、次にトー。

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すべてキャンバーを調整してからトーも調整し、フロントのトーを-1mm、リアを前後0mmに調整して作業を終了しました。

文章にするとたったこれだけですけれど、実際にかかった時間は4時間以上。

水平出しに2時間、調整に1時間半、休憩に30分というところです。

アライメント調整に出すと2万前後ですから、さっさと終わらせるなら業者に出したほうがいいでしょうね。それよりも自分でやったという達成感が大きいです。

今度はいつやることになるのかな・・・。