車高調に最後の仕上げ!TEIN サーキットマスターRSにヘルパースプリングを入れて、車高を5mm下げた結果・・・
先日投入したTEIN サーキットマスターRSは、いわゆる「全長調整式」の車高調ではないため、バネが遊ばないように車高を下げるには、ヘルパースプリングが必要になってくる構造でした。
ショック単体で手に入ったので、車両に取り付ける際には以前使っていた車高調からスプリング、アッパーマウントなどを移植して取り付けたんですよね。
GReddy サスペンションキット パフォーマンスダンパーType-Sこれまで使っていたGReddyのパフォーマンスダンパーにはヘルパースプリングがなかったため、流用せずに取り付けたもんだから、ちょっとした問題が発生。
車高をあと5mm下げたい
が実現できなかったのですよ。
全長調整式だとバネのプリロードと車高を独立して設定できるんですが、サーキットマスターRSは違いました。
一応バネが遊ばないギリギリまでの設定で、車高を下げてみたんですがこの通り。
フェンダーまで665mm
この数値はタイヤサイズや空気圧で変わってくるので、調整前後を比較するための参考程度までに。
個人的にはもうちょっと詰めたいのですよ。
フェンダーとタイヤのスキマをね!
そしてその5mmのために買いました。
ヘルパースプリング落札!3500円なり
落札相場は5000円前後だったんですが、少々安く手に入って良かったです。
車をジャッキアップして・・・
サクッと装着!
車高調整せずにジャッキを下ろしたら、非常識な車高になっちゃいましたwww
慌てて3cmほどブラケットを動かして作業終了。
フェンダーまで650mmで調整しました。5mmダウンね。
・・・写真に載せるとあっという間ですが、作業的には小1時間ほど。
手間は一旦車両から車高調ごと外す必要があること、アッパーマウントを外す必要があることですね。
調整ネジ部分が錆びて固着していたりなんかすると、目も当てられない状態になります。
車高調の伸び側のストロークの話
ところで・・・
ヘルパースプリングを入れると、車高調の伸び側のストロークが伸びるという話を聞いたことがあります。
実はこの事実については全く信じてなくてですね。信じてないというより、理解できていないだけなんですけれど。
そんな遊び防止のバネ一本入れたくらいで何が変わるんじゃい!と思っていました。
では、実測してみましょう。
ヘルパースプリングを入れる前
↓
事後
・・・うーん。
・・・・・・・うーんwwww
変わったのかなぁwww
ヘルパースプリングを入れた結果・・・
車高を5mm下げることができて満足です。
あと、予想してなかったんですが、少し乗り心地が良くなったような気がします(笑)
これは・・・プラシーボ?
ヘルパースプリングを入れたあとに、シートロックを2〜3cmほど上に移動したわけですが、それがプリロードのかかった状態になっていたとすると、確かにピストンはこれまでよりも上に移動することになります。
ショックの中でピストンが動く位置が変わったために、ショックが動くようになったのではないかと勝手に予想しているんですが、どうなんでしょう?
1G状態にした時、ヘルパースプリングは線間密着している状態になりますが、バネレートが0になるわけではなく、ある程度のテンションはかかっていると予想されます。
ヘルパースプリングの厚みもあるので、ヘルパースプリングの厚み(3cmほど)+バネレート分のテンションがピストンロッドを押し上げている可能性は考えられますね。
そもそもこの車高調はヘルパースプリングが前提になっているので、これで正常な状態になったんだと思っていますけれどね。
ひとまず結果的には車高も下がったし、乗り心地も良くなったし、万々歳でした。
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