うららかな陽気に誘われてS15のデフオイルを交換したよ
暖かくなってきて、タイヤも履き替えて、洗車もしてきれいになると、今度はメンテナンスンをしたくなりますね。
・・・あれ?なりませんか?
さて、この機会にしばらく交換していなかったデフオイルも交換してしまおうと思います。
デフのオイル量
S15シルビアのノーマルデフ
デフオイル量 : 1.3L
この0.3Lがいやらしいですよね。
1Lのオイルが2本必要になりますが、2/3余ってしまうんですよ。使いきろうと思うと3回交換してちょうどって感じです。
3回交換するまでに何万キロ走れと・・・。
オイルはいつもレッドラインを使っています。
街乗りメインなので75W90を選びました。
シルビアのデフってS13からずーっと変わらないんですよね。ピニオンの数が違ったりとか、微妙な違いはあっても基本的には同じだから流用が簡単。
だからこのS15に付いてる機械式LSDはS13時代からの流用だったりします。
ケースはS15のケースに、中身はS13の時に使っていたATSのLSDを流用してあります。
未だに曲がる時バキバキ鳴ります。
道具
12.7mmスピンナハンドル
ブレーキクリーナー
ウエス
ジョウゴ+ホース
◆ 注意!
本当はドレンボルトは専用工具で開けましょう。状態によってはドレンをナメてしまって二度と開けられなくなります。
交換手順
何はともあれジャッキアップ。
きちんとウマは噛ませましょうね。
車載工具のジャッキなんて論外ですよ。命に関わります。
ドレンは排出口と取入口
先に入れる方のドレンボルトを開けるのが鉄則です。
排出口のほうがアクセスしやすいため先に開けてしまいがちですが、オイルを抜くだけ抜いてあと入れれなくなったという悲惨なことにならないよう。
マフラーを交換してあったりすると、非常にアクセスしづらいです。
スピンナハンドルを駆使して、ドレンボルトを緩めました。
無事入れれることを確認したらオイルを抜きにかかりましょう。
こっちのドレンボルトはアクセスしやすくていいですね。
デフオイルは固めなのでゆっくりと落ちてきます。全部抜けるまでゆっくり待ちましょう。
その間にドレンボルトをキレイにしましょう。
今回は思ったほどではありませんでしたが、鉄粉がたくさんこびりついていたりします。
キレイに拭きあげてシールテープを巻きました。
これで漏れ防止するわけです。
本当は液体ガスケットを使うそうです。
これ邪道な方法だと思うんですが、今までこれで漏れたことがないこと、液体ガスケットだと硬くなりすぎてドレンボルトが回らなくなったことがあることから、いつもこの方法です。
シールテープ最高。
排出側を閉めます。
締めるときは適度なトルクで締めるようにしてくださいね。
ボルトはテーパー状になっているので、力を込めればどこまでも入っていきます。
そして、最悪デフカバーが割れます。
良くてボルトが取れなくなります。
悲劇です。
さて次はようやくオイルを入れるわけですが、ここで専用工具が役に立つわけです。
100均で買ったジョウゴとホース!
ホースの先っぽをデフの中に突っ込んでおきましょう。
そしてゆっくりとオイルを入れていきます。
ゆっくりと、ですよ。
ホースに長さがある分、オイルを注ぎ過ぎないように注意してくださいね。
2本目は0.3Lでいいんですから。
こぼれてきたらここまで!
取入口のドレンボルトも閉めて、作業終了です!
まとめ
デフオイル交換は機械式デフを入れてあったら、定期的に発生するメンテになります。
エンジンオイル交換に比べたら難易度的には少し上がる気がしますね。
ま、何よりデフオイルは
臭い
っていうのが一番の難点でしょうか。
自分でいじると愛車への愛着もひとしおです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません