関連記事

壊れたHDDをウェスタンディジタルにRMA申請してみた

2012年6月29日

HDD vs. SSD TestHDD vs. SSD Test / Simon Wüllhorst

そもそもハードディスク(HDD)はナマモノですので、定期的な買い替えをオススメします。

最近はクラウドサービスが充実してきたのですっかり忘れていましたが、手持ちのデータを保管してある場所は依然HDDなんですよね。

HDDは衝撃に弱く、モーター駆動してますから当然、いつかは壊れるものです。

更には最近技術革新によって容量がとんでもない増え方をしてますから、ひとつ壊れると2TBのデータが吹っ飛ぶなど、被害も大きくなっています。

そしてHDDが壊れました

さて、手持ちのウェスタンディジタル(WD)のHDDが2台ほど吹っ飛びました。

(´∀`)

幸いにもデータは他に移し終わった後だったので、データの被害はありませんでした。

そういえばWDはRMAというメーカーの保証が付いているんですよね。せっかくなので保証が効くようであれば保証で直してもらいましょう。

RMAとは日本語訳すると「返品許可証」「返品承認」との訳になります。

実はHDDはSeagate、Maxtor、WDはRMAがついています。他のメーカーはどうだったかな・・・。昔は5年とか保証がついていたんですが、最近はどんどんその期間が短縮されているようですね。2012年のモデルからはほとんどのメーカーで1年保証に短縮されたそうです。(´ε`;)ウーン…

WDの保証を調べましょう

WD – サービスおよびサポートホームページ
このページからHDDのシリアルを入力します。

保証およびRMA(返品許可証)サービス

エンドユーザの顧客

保証の確認、を選択

国には「Japan」を選択し、HDDのシリアルを入力します。

やった!保証内です。2014年までなので、まだ2年近く猶予がありましたね。

保証が確認できたら次へ進みましょう

RMA申請

再び下の画面に戻ります。

WD - サービスおよびサポートホームページ-1

保証及びRMAを選択

WD サポート _ 保証およびRMA(返品許可証)サービス

エンドユーザの顧客

保証の確認は終わったので、次は申請を出しましょう。

今度は製品交換(RMA)を選択します。

WD サポート _ 保証サービス _ エンドユーザ _ エンドユーザー向け製品交換

「WD サポートポータルへ進む」

ここでカスタマー登録が必要になります。

アカウントを持っていない人(初めてRMA申請出す人は殆ど持っていないと思います)はアカウントの作成から始めてください。

ボクは登録が終わっているので先に進みますね。

ログインすると今までとは少し違った画面になります。メニューはほとんど一緒です。

製品交換に進みたいところですが、その前に製品の登録を済ませておきましょう。

WDC Support Portal

製品を登録せずに交換申請の画面に進んでも、結局この画面に戻ってくることになります。

シリアルなどを入力して登録が完了すると下のような画面になります。

WDC Support Portal-1

では改めて製品交換を申請しましょう。

WDC Support Portal-1

製品交換の画面に進むと、「先出し交換」と「標準的交換」の選択になります。

WDから代替製品を先に送ってもらう場合は「先出し交換」、破損ドライブを送ってからWDより代替品を送ってもらう場合は「標準的交換」を選択します。

ほとんど「標準的交換」で問題ないと思います。

https___westerndigital.secure.force.com_WarrantyCheck?lang=ja

WDC Support Portal-2

返品の理由を選択します。症状にあった理由を選んでください。そんなに深く悩まなくても大丈夫です。

WDC Support Portal-3

無事RMAが発行されました。

期間は30日ですので、その間に対象製品を送ってしまいましょう。

ところがここで問題が発覚。

Seagateであれば窓口が千葉にあるため千葉まで発送すればいいのですが、ウェスタンディジタルは日本に窓口がないそうなのです。一番近場でシンガポール。

シンガポールまで製品を発送しなくてはいけません。

送料が・・・('A`)

一番安いのはEMSですかね。全国の郵便局で出すことができます。

パッキングして発送します

次は出荷準備のために製品を梱包しましょう。

どこのハードディスクであっても、たいてい梱包方法が指定されています。専用の容器があって、耐衝撃など考えられたものがあるんですが

そんなもの手に入るかっつーの(笑)

これまでの経験上、厳重に梱包しておけば大丈夫です。

DSCF4225

これでもかとエアキャップで包みます。

DSCF4226

封をする前にRMA申請の時に出てきた最後の画面をプリントアウトして同梱しておきましょう。

DSCF4228

ちょっと面倒ですがここ重要です。

外箱の3面にRMA申請番号を記載します。できるかぎり大きく書いておきました。

梱包はこれにて終了。

発送

ようやく発送のため郵便局に持ち込みました。

EMSでシンガポールに送りたいと言えば必要書類を出してくれますので、あとは記入するだけです。

発送先のメモ

下記が発送先です。

シンガポール
Flextronics Manufacturing (Singapore) Pte Ltd
o/b Western Digital Corporation
No 6, Changi North Way,
# 01-02, APC DistriHub,
Singapore 498795
電話番号: 65 6214 2609 / 6214 2601

すべて英語で記入していくので、不安を覚えるかもしれませんけど頑張ってください。あともう少しです。

IMG_4817

EMSは重量で送料が変わってきます。

今回の場合は内蔵HDDが1台、外付けHDDが1台の計2台でした。そのためちょっと重量が重くて1855g。

送料3,000円なので1台あたり1,500円で送れたことになります。思ったより安く済んでよかったです。

発送が終わってしまえばあとは到着を楽しみに待つばかりです。およそ7日〜10日位で送られてくると風の便りに聞きました。

震えて待ちましょう。お疲れ様でした。