関連記事

BUFFALO 〈リンクステーション〉 RAID5/ Webアクセス機能搭載 DLNA対応 ネットワーク対応HDD LS-Q1.0TL/1D

2009年4月2日

増え続けるデータ容量

求められる保全性

HDD容量が1台で1TBを軽く越える昨今。320GBドライブを8台RAID5構成にしていた頃が懐かしいですね。

えぇ、それもまだ現役で動いていますけど。8台も用意してようやく2TB越えですよ。当時は1台(320GB)8,000円前後しましたからね。合計65,000円ですよ。でも1TB容量のHDDなんて、今なら8,000円前後で買えちゃうんですよ?

こんなこと、パソコン業界じゃいつものことなんですけどね。えぇ。

とまぁ、そんなわけでそろそろマイファイルサーバの容量が厳しくなってきたところで、選択肢が2つほどありました。

  1. HDD(1TB×8台)を買ってきて、ファイルサーバを増強
  2. RAID5対応NAS購入

どちらも費用的には6万ちょっとかかります。同じくらいの金額がかかるのであれば・・・そろそろ新しいハードウェアに手を出してみたいところです。

dscf0766
BUFFALO LinkStation LS-Q1.0TL/1D

実は発売日に届いていました。ありがとうアマゾンさん。

前々からNASは気になっていましたが、今までどうしても購入に踏み切れませんでした。注意する点はRAID5が使えることとと、コストパフォーマンス。

これまでのラインナップだと、最初から4台HDDを搭載していて最大容量が2TB(RAID5で使うと1.5TB)のものなどがありましたが、容量が決まってしまっている上に、値段が10万円とかするんですよ。どうせ後からHDDを交換するでしょうから、最初の4台が無駄になります。ガワだけくれよ!というのが本音でした。(ちなみにRAID5)。

そこまでお金がかかるんだったら、今のファイルサーバのHDDを置換した方が安いじゃん、ということもありました。

そしたら、あとからHDDを追加できるNASが登場したじゃありませんか。1台だけ搭載していて、後からHDDを追加可能。最初の1台は1TBという容量も素敵です。1TBを3台買えばいいわけですね、わかります。

dscf0769
非常にコンパクト♪それも購入に踏み切った理由です。

dscf0770
フロントカバーはマグネット式。簡単に外してHDDにアクセスできます。

dscf0773
最初に搭載されていたHDDはSamsung製

dscf0774
こいつは交換前提です。

アマゾンからLS-Q1.0TL/1Dが届いたら、すぐにHDDを購入しに走りました。

ツꀀ

そして買ってきた4台のHDDはこれだ!

ツꀀ

dscf0776
Seagate

dscf0777
しかも話題の7200.11ツꀀST31000333AS 1TB

Seagate製のハードディスクに致命的不具合騒動、現時点での各ショップの対応はどうなっているのか? – GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090123_seagate_shop/

自分はチャレンジャーだなぁとちょっと感心しました。データ保全性を求めてRAID5を構築できるNASを選んだというのに、内蔵するHDDに問題が起こるかも知れないHDDをチョイスするというこの絶妙な選択。

もうワケわからんねww

Seagateの保証期間が3年と短くなった製品も出ているという話でしたが、このHDDはまだ5年保証でした。ちなみに、問題の製品に該当しているかどうかは以下のリンクで確認できます。

Seagate ナレッジ ベース
http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?DocId=207931&NewLang=ja

だ・・・だーいじょぶだいじょぶ。きっと問題・・・ないはずないはずwwww

dscf0779
交換作業
ネジ4本で止めるだけです。楽ちーん♪ツꀀ

dscf0783

ちなみに4台のHDDを同時に交換した場合にはエラーが出るので注意です。まずは初期の1台のみの構成でセットアップしなければいけません。(やってしまった)。取扱説明書にも書いてあります。ちゃんと読みましょう。

そして付属のCD-ROMからNASNavigator2をインストールしました。リンクステーションの認識はNASNavigator2から簡単に見つかります。

便利ですね。
さくっと初期設定を済ませてしまいます。別にやることもそんなにないですけど。

dscf0781

初期設定も終わったら、さっそく3台のHDDを追加して、合計4台でRAID5を構築したいと思います。終了後のHDD容量は3TBになります。(パリティで1台消費。1TB消えるww)

まずは追加ディスクのフォーマット。当初はオリジナルHDD+追加HDD3台構成で開始します。
追加ディスクのフォーマットですが、一台ずつやらなければいけないので時間がかかってちょっと面倒です。表示されている作業終了時間は

RAID5構築までの残り時間:1400分

さすがに最初のアレイ構築には時間がかかりますね・・・。1400分ってww

12時間ほどして、RAIDアレイ構築ようやく終了。

構築が終わってしまえば、あとはもう普通のNAS同様、ファイルを放り込んでいくばかりです!
おめでとう!ツꀀ

当初は容量確保のためだけにと考えていましたが、BitTorrent、プリンタサーバ、メディアサーバ、自動バックアップ機能など、豊富に機能を備えているのでただのストレージとして使うのはあまりにももったいなさ過ぎます。幸いにも容量が3TBになりましたので、少し容量に余裕を持たせて自動バックアップなんかも試してみたいところです。

コンパクトだし、音は静かだし、消費電力も少ないし、製品としては非常に満足でした。RAID5対応のLinkStationは今までもバッファローのラインナップにありましたし、企業用もありましたから信頼面でも安心して使えます。

気になったこと

実測転送速度は10MB/sほど。まぁ及第点です。RAID5は書き込み時にパリティ生成作業が付随するため、どうしても書き込み速度が遅くなってしまいます。あ、ちなみにジャンボフレームは設定していますよ。

一度電源を落としてから起動して認識されるまでちょっと時間がかかります。さすがに4台もHDDを繋いでいるので、1台構成のNASのように電源入れてすぐに使えるというわけにはいかない模様。小型のPCを起動している気分です。起動~認識までの速さを求めている人にはちょっと不向きかも知れません。常時電源入れてれば当然関係なしです。

ま、気になる点もほとんどありませんでしたけど・・・一番の目的であった、HDDの整理。

データを外部ドライブに移動することで、今パソコンに搭載しているHDDの数を減らせるかと思ったら、全然減らせませんwww

むしろ分散しただけじゃないか、バーローwwwww

「容量はあればあるだけ使ってしまう」

BUFFALO 〈リンクステーション〉 RAID5/ Webアクセス機能搭載 DLNA対応 ネットワーク対応HDD LS-Q1.0TL/1D BUFFALO 〈リンクステーション〉 RAID5/ Webアクセス機能搭載 DLNA対応 ネットワーク対応HDD LS-Q1.0TL/1Dツꀀツꀀバッファロー 2008-12-25
売り上げランキング : 4155
おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools

ツꀀ

ツꀀ

¥30900